2017年3月3日金曜日

後期の授業が始まった&新しいことを始めた

1, Marca, 2017
sroda

まずお礼をば。
旅行から帰ってきたあとからは、いろんな方々が来てくださいました。
計3組。みなさま、本当に本当に、楽しい時間をありがとうございました。

久しぶりに濃くて、頭で考えるような話をたくさん聞けました。その場所がワルシャワだったことだけが未だに信じられませんが、私が見て、感じて、気に留めて、いなかったものが見えてきて、いま改めて、私が見てきたものをもう一度見直したい衝動にかられています。このブログの加筆修正もしたい。。。

①中高の友人。日本食料理屋さんでかつ丼!

②大学のみなさま

③中高の先輩。うちに泊まってくれました。
さて、実は授業終了(テスト日は除く)まであと100日をきりました。帰国まであと3か月ちょっと。
先週から後期Summer Semesterの授業が始まりました。今回は新しく始めた(登録した)ことがあるので、ちょっと紹介します。

今期は、哲学の授業を2つ、ポーランド語、新しいのは英語の授業と、Journalism, Information and Book Studies学部の授業を2つ、履修していることです。ちなみにJournalism, Information and Book Studiesでは、



このような授業が開講されています。しかしすべてポーランド語での講義。タイトルが英語なのは、単に私が言語選択でEnglish を選んでいるだけです。

私が取っているのは、

・Polish Language Course ×2
前期の続き。先生も同じで、継続希望者のみが取る。前期の半分くらいの人数になっていた…(それは国に帰ったからではない)

・English ×2
自分の英語スコアに応じてクラスになっている。留学生も現地学生もごちゃまぜ。最後の学期なので話す機会を増やそうと思い、履修することに。日本で受けたのと同じかなぁ。ポーランドにいるから、周りが日本人いないからといって、特別難しいと感じることはない。だって同じレベルの英語力のひとの集まりだから。

・Medieval Philosophy
シラバスもリーディング課題も、毎週先生がwebにあげてくれて助かります。しかもリーディング課題の最後には、読み取るべきポイント・次回までに考えてきてほしい問いが載せてあって、どのように準備すればいいかがわかる。そのなかでも自由に考えられるので、誘導されているとは思わない。きちんとした先生だと思う。1回、チェコからのゲストティーチャーによる講義がある予定。

・Finding the Right Infotmation
いちばんおもしろい!パソコンの教室で受けているのでいずれはネットを使うだろう。どうやってvaluableな情報を手に入れるのか、そのためにどんなツールを使ってどんな言葉で検索したらよいのかについて。今はInformation Strategies とやらを学んでいます。4種類あるのだそう。

・Public Relations Basics
つまりPR(広告やプロパガンダも含む)の授業。定義や機能を学んで、それからblack PRとwhite PRのケース、政治的利用、組織での利用、マーケティングやメディアとの関係、と進んでいきます。

・Digital Media and Socialtural Change
5月の集中講義なので、まだ始まっていません。

こんな感じです。

思ったのが、哲学の授業ってやっぱり難しかったんだな、ということです(笑)。このジャーナリズムの授業はエラスムス限定、つまり留学生用に開講されている授業群なので、それが関係あるのかわからないけれど、英語が聞き取りやすくて、何を言っているのかがクリアなんです。パワーポイントも使ってくれているし。
一方で、私の所属のPhilosophy Studies in English というのは、カリキュラムができていて(この年にこれを取りましょうみたいに)、コースになっているので司書課程のようにだいたい同じメンバーで進んでいくのです。だから後期が始まったときに、「ひさしぶり!ここ(席)空いているよ!」って声をかけてもらえたのは嬉しかったです。英語のレベルは、私が出会った中で彼らが一番高い。

新たにお世話になる、ジャーナリズムの学部棟

課外活動では、ランゲージ・エクスチェンジLanguage Exchange というのを始めました。
言語を交換しての会話練習です。日本学科の先生が、日本学科のポーランド人学生と日本人学生とをマッチングしてくださいます。それから二人で週に1回会って、曜日や時間を決めて、それぞれ日本語の練習相手になったり、ポーランド語を教えてもらったり、お互い同意すれば英会話もできます。

私の会話パートナーは、4年生(こっちでは修士1年)の女子学生で、同い年です。文章なら大丈夫、言っていることもわかるけど、性格がおとなしいので発言や意見が言えない、緊張して話せないのが課題だそうで、だから会話を希望していたのだそうです。
彼女は高校生のときに日本の文化(特に建築)に興味をもって、ポーランド語で日本文化に関する本を読んで、日本学科に入学。学士の卒業論文は、「日本建築の空間の意味」だそうですよ!ひえー。
そして難関だけあって、日本学科の授業、みっちりしていて驚きです。3年生では、あのワルシャワ大の図書館内にある茶室で茶道を学び、古典文法(助動詞の活用)や漢文もやる。あとおもしろいのが、西洋哲学の授業は必修科目なんだそうです。
今年の9月から日本に留学が決まっています。留学先は関東ではないけれど日本で会えるかもしれない!

そしてもうひとつ、大学外でやっている会話練習ですが、
以前さらっと紹介した、在ポの日本人によるNPOでお世話になっている方のママ友さんで、フランス人の女性の方と、日英の会話練習をしています。彼女は今は旦那さんと娘さんとポーランドに住んでいますが、以前日本でお仕事をされていて、日本語も話せたのだけれどそれは10年も前の話で、3月にまた日本に出張に行くし、また話せるように感覚を戻したいという。
希望の時間帯が、他のママ友さんには忙しい時間ということで、時間の融通が利く学生の私と会話練習をしてくださることになりました。日本語練習、学生さんとやるのでは違います。ビジネス日本語ってややこしい。「いつもお世話になっております。わたくし〇〇の〇〇課の〇〇と申します・・・」間違ったことは教えられないので、こちらも勉強になります。もちろん英語も流暢!娘さん(2歳)もめちゃくちゃかわいい。

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